67th VERA FESTIVAL
-Harmony-
VERA祭について
VERA祭にお越しのみなさま、ご来場を心から歓迎いたします。
今年は、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮しオンラインで開催しております。これも、「感染しない・感染源とならない」とする本学の方針によるものです。美しいキャンパスを訪れることを楽しみにされていた方もいらっしゃると思いますがご理解ください。
これからはICT社会で生きていくことになります。オンラインは、人と人との距離を近くし、垣根を低くします。参加されるお客様や出演者の皆様にはこれまでとは違う雰囲気の中で、VERA祭ひいては東京女子大学の魅力を味わっていただければと願っています。
今回のVERA祭は、「Harmony」を主題としています。自然豊かな東京女子大学で個性あふれる学生たちが協力し合い、美しいハーモニーをみんなで奏で、笑顔あふれるVERA祭となることでしょう。その根底にあるものは、SS精神、すなわち「Service and Sacrifice(犠牲と奉仕)の精神」です。
4月以来、入構制限が続いています。今回のVERA祭が、本学学生にとっても、先輩・同級生と出会い、本学のことをもっと知り、友達作りやサークル活動参加のきっかけとなることを願っています。みんなで、キャンパスに、美しくそして価値のある「Harmony」が響かせましょう。
第67回 VERA 祭に寄せて
東京女子大学 学長
茂里―紘
第67回 VERA 祭に寄せて
東京女子大学 学生委員長
新國 亮 (数理科学科 数学専攻)
まずは、歴史ある VERA 祭が止むことなく今年も開催されることを大変喜ばしく思います。VERA 祭実行委員会の皆さんの多大なご尽力に、心から敬意を表します。
1年前、「Beginning」というテーマで開催された令和最初の VERA 祭に『この66年間、それぞれの時代の空気、そして学生の気質を反映しながら、絶えることなく開催され続けてきた VERA 祭。さあ、これからどのような歴史を刻んでいくでしょうか。』とコメントを寄せたのが、何だか随分前のことのように感じられます。私たちの愛する善福寺キャンパスから東女生の姿が消えたまま、春が過ぎ夏が終わり、そして秋も去ろうかというこの異常事態の中で、第67回 VERA 祭はオンライン開催という歴史を刻むこととなりました。今回のテーマは、「Harmony」です。社会全体が閉塞感と不安に覆われ、本学もまだ新年度を開始できずにいた緊急事態宣言下の4月に毅然と前を向いて発表されたこのテーマは、「緑溢れる東京女子大学で、個性豊かな学生たちが美しい音色を奏でるイメージ」を表現したものとのことです。史上初めてオンラインに舞台を移して開催される VERA 祭、東女生の創り出す美しい音色が、どのような鮮やかなメロディを織りなしてくれるでしょうか。